音楽の隙間

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忘れる

現実世界のカレンダーと私の体内カレンダーは2年くらいずれ続けていた。現実世界に私はずっと間に合ってなかった。なのに、2025年は2025年になった瞬間から私の中でも強烈に2025年だった。追いついてしまった。なぜ長年のずれが、突然追いついた...
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文字

人が書いた文字が好きだ。最近25歳の生誕ライブでファンの方から手紙を貰った。アイドルを応援している人は「手紙」との距離感が近い。お祝いの場や記念日的な日以外にもお手紙を書いてくれることがある。アイドルになっていなかったら、こんなにお手紙をも...
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整体

懺悔なのか、悩みの告白なのか、己の怠慢なのか。全部かもしれない。私は約束や時間は守るタイプだ。小、中、高、大、どの学生時代を思い返してみても遅刻したことは一度もない。アイドル活動も10年目になるけど、仕事をすっぽかしたことは一度もない(6年...
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黒髪と諸行無常

23年間黒髪で生きてきたけど、昨年10月に初めて髪の毛を赤紫色に染めた。アイドルを10年近くやっているのに、それまで一度も髪の長さや髪色など、外見を大きく変えたことはなかった。髪を染めることは手っ取り早く自分を変えたい人が使う手段だと思って...
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夏バテをしたことがない私はいつも食欲旺盛で、食欲が落ちるらしい夏バテに不思議な憧れがあった。「夏バテ なる方法」、「夏バテ やり方」などと検索して、夏バテにならないための方法しか出てこない画面を睨みつけていた。人にこの話をすると呆れられる。...
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かわいい

「かわいい」って何だろう。中学生の頃の私は「ゆめかわいい」という概念の虜だった。パステルカラーで、ユニコーンや雲、虹、夢やファンタジーを連想させるモチーフ、きらきらでふわふわなものは大体全部「ゆめかわいい」。今でも私の部屋は「ゆめかわいい」...
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ヒーロー

しばらく「喜怒哀楽恥」で生きてきたけど、最近は「喜怒哀楽緊張」だ。もう約9年間アイドルをやっているのに、ずっと人前に立つことに恥じらいがあって、最近はずっと緊張している。緊張と入れ替わった恥じらいは消えたわけではなく、それを上回る緊張に今は...
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逆上がり

休みの日に友達と遊んだ。高校を卒業した頃から「遊ぶ」という言い回しがしっくりこない。公園を走り回るわけでも、サッカーをするわけでもないのに「遊ぶ」って何だろう。「ご飯に行く」とか「お茶をする」と言うのもなんか小洒落た感じがして、自意識が邪魔...
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柿ピー

最近柿ピーが欠かせない。大抵の人がぼんやりと好きなものを、 わざわざ好きだと言うと今更感があるし、何だかしっくりこない感じがする。同じグループのメンバーに、柿ピーを食べている場面を見られては「ハマってるね〜」と言われる。それがいつもちょっと...
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アイドルと耳掃除

耳掃除中の一堀り、一掻きごとに、生み出た成果を見ずに堀り続けることができる人は凄い。私は一掘りごとに絶対見てしまう。その掘り掻きの手応えが、成果が気になって仕方がない。見ずには次の手を打てない。いや、そもそもアイドルは耳垢とか溜まらないんだ...
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「私とホラー映画」

ホラー映画ばかり観ている。特にB級(飛び越えてC級くらいまで)の「スプラッター」というホラー映画のジャンルが好きで観ることが多い。こんな風になってしまったのは、おそらく父と観た「バイオハザード」の影響だ。当時小学生の私は怯えながら見ていたけ...
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我が家の変わった年越し

お正月が大好きだ。いつも目の前のことに必死で、肩で息をするような毎日の時間の流れと違う、お正月にしかない空気がある。忙しい日々も嫌いじゃないけど、誰もが平等にゆっくりすることを許されている気がして安心する。何だか無性に良いスタートを切れるん...