2000年のデビュー・アルバム『ハイブリッド・セオリー』が“21世紀最も売れたデビュー・アルバム”となり、2ndアルバム『メテオラ』以降5作で全米アルバム・チャート初登場1位を獲得、グラミー賞2部門受賞、全世界累計アルバム・セールスは1億枚以上という、2000年代にデビューしたバンドでは屈指の人気を誇り、常に時代を牽引してきたグループ、LINKIN PARK(リンキン・パーク)が実に7年ぶりに再始動を果たし、アルバムからの先行配信曲「The Emptiness Machine」、「Heavy Is The Crown」、「Over Each Other」をリリースしている。
2024年11月15日(金)、Linkin Parkは待望のニュー・アルバム『FROM ZERO』を発売した。さらに、11月21日(木)までの期間限定で、アルバム全曲に加え、ロサンゼルス、ロンドン、パリでレコーディングされた『From Zero』の3曲のライヴ・ヴァージョンと46ページに及ぶイメージの手書き歌詞を収録した『From Zero(Expanded Edition)』デジタル・デラックス・アルバムも発売された。このアルバムは、バンドにとって2017年以来のフル・レングス作品となり、次の時代を正式にスタートさせる作品となっている。
アルバムでは、「Casualty」は奔放な攻撃性に溢れており、パンク・ビートの上で、過激なグルーヴに満ちたギターが鳴り響く。「I won’t be your casualty (私はあなたの犠牲者にはならない)」という堂々としたチャントで締めくくられる。そして「IGYEIH」は、予測不可能なインストゥルメンテーションと紛れもないヴォーカルの煽情的な絡み合いによって成り立っている。アルバムの最後に収録されている楽曲、「Good Things Go」では率直な言葉で締めくくられる。
さらに11月14日(木)(日本時間)にアルバムのフォーカス・トラック「Two Faced」もリリースした。キャッチーなコーラスと重厚感のあるサウンドが響く楽曲となっている。
歌詞の中にアルバム・タイトルとも関連深そうな「counting to zero」という一節が登場することも見逃せない。
全員がタキシードを着用しているミュージック・ビデオも公開中だ。
Linkin Park Two Faced (Official Music Video)
最新アルバムを是非堪能いただきたい。
【Linkin Parkについて】
今回の再始動にあたり、マイク・シノダ、ブラッド・デルソン、フェニックス、ジョー・ハーン、という従来のメンバーに加え、Dead Saraというバンドで活躍したエミリー・アームストロングを共同ボーカルに、G Flip, Illenium, One OK Rockといったアーティストのソングライティングやプロデュースで知られるコリン・ブリテンをドラマーに迎えた新生LINKIN PARK(リンキン・パーク)は、本日配信となった新曲「The Emptiness Machine」に続き、11/15には待望のニューアルバム『FROM ZERO』をリリースすることも発表した。
2017年以降、バンドとしての活動は休止していたLINKIN PARK(リンキン・パーク)だが、マイク、デルソン、ファレル、ハーンのメンバーは近年再会を始めていたそうだ。「バンドを再始動させよう」というよりは、単に一緒に過ごす時間を増やし大学時代からの友情の核である創造性と仲間意識を取り戻そうという直感のもと再会の機会を増やしていた彼らは。この間にさまざまな友人や仲間をスタジオに招き、その中でエミリーとコリンに特別な親近感を覚えたという。スタジオでの時間を重ねるにつれ自然なケミストリーが生まれ、こうして今回の再始動、すなわち『FROM ZERO』の誕生に繋がったのだ。
今回の再始動にあたり、メンバーのマイク・シノダはこうコメントしている。
「LINKIN PARKの前、僕らの最初のバンド名はXeroだった。今回のアルバム・タイトルは、僕らの始まりと、現在続いている旅の両方を意味している。サウンド的にも感情的にも、このアルバムは過去、現在、未来について歌っているんだ。新旧のバンドメンバー、友人、家族、そしてファンへの深い感謝の気持ちを込めて作ったんだ。僕たちは長年に渡ってLINKIN PARKが歩んで来た道を誇りに思い、これからの旅路にワクワクしているんだ。エミリーとコリンと一緒に仕事をすればするほど、彼らの世界レベルの才能、一体感、自分たちが創り出したものを堪能することができた。新しいメンバーと一緒に作ったエネルギーと活気に満ちた新しい音楽で、本当に力をもらったと感じている。僕たちは、これまで知られてきたサウンドのタッチポイントを織り交ぜながら、まだ新しいタッチポイントを探求しているんだ」。
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【リリース情報】
LINKIN PARK『FROM ZERO』
2024年11月15日(金)発売
リンク:https://Linkinparkjp.lnk.to/zeroPu
『FROM ZERO』収録曲
- From Zero (Intro)
- The Emptiness Machine
- Cut The Bridge
- Heavy Is The Crown
- Over Each Other
- Casualty
- Overflow
- Two Faced
- Stained
- IGYEIH
- Good Things Go
【LINKIN PARK(リンキン・パーク)プロフィール】
2000年にデビューを飾ったリンキン・パークは21世紀を代表する革新的なロックバンドとして絶大な人気を誇る過去20年間で最も売れたアーティストの1人である。RIAAダイヤモンド・セールス認定を受けたデビュー作『ハイブリッド・セオリー』は、「21世紀で最も売れたデビュー作」として知られ、画期的な2ndアルバム『メテオラ』は、全米アルバム・チャート(Billboard Top200)で1位を獲得した後、全米で8 xプラチナム・セールスを獲得した。全世界でのアルバム累計売上は1億枚を超え、グラミー賞2回、アメリカン・ミュージック・アワード5回、MTV VMAアワード4回、MTVヨーロッパ・ミュージック・アワード10回、ワールド・ミュージック・アワード3回を受賞している。世界中のスタジアムを完売させ、世界最大規模のフェスティバルのヘッドライナーを務め、中国で5つのスタジアム・ツアーを行った最初で唯一の欧米ロックバンドでもある。2017年のアルバム『ワン・モア・ライト』は、全米アルバム・チャート(Billboard Top200)で5度目の初登場1位を獲得した。2020年にはデビュー・アルバム『ハイブリッド・セオリー』リリース20周年を記念したデラックス・ボックス・セット、2023年には『Meteora – 20th Anniversary Edition』、2024年4月には初のベスト盤『Papercuts』をリリースしたリンキン・パークは、世界をより良い場所にするため、常にチャリティーと善意を優先し自然災害の被災者のために長年にわたって何百万ドルもの寄付金を集める活動も行なってきた。彼らの音楽と文化への貢献は拡大を続けている。