『MC 一山楓が語る!エマージェンザ大阪大会予選ライブレポ』 (2026/3/22 @心斎橋FootRock &BEERS)

※のぶ子 体調不良により出演キャンセルとなりました。

3/22、心斎橋FootRock&BEERSに集まったのは、静かで優しいざわめきだった。前日までの激しい熱気とは違い、会場全体がふんわりとあたたかい空気に包まれている。出演者たちがステージに上がるたび、柔らかな緊張と期待がゆっくりと広がっていく。太陽のようなあたたかさ、静かに響くギター、透明な歌声、詩的な言葉……心をそっと溶かすような夜が、静かに幕を開けた。

〈燦々シュウ〉

太陽のようなあたたかさを届ける燦々シュウが登場。最初の一声が響いた瞬間、フロアの空気がふっと明るくなる。ポップで柔らかなメロディが軽やかに跳ね、歌声が心の緊張をほどいていく。日常のざらつきをそっと洗い流すような、あたたかいひとときが流れていた。

〈大江武圭留〉

ギター一本で全てを表現する大江武圭留が登場。

繊細なアルペジオが静けさを震わせ、次の瞬間には情熱的なストロークが胸を打つ。言葉より先に音が感情を連れてきて、観客はただその変化を追いかけるしかない。ギターだけで景色を塗り替えるようなactだった。

〈フジモトアキツグ〉

アツいロックンロールが炸裂したフジモトアキツグが登場。テクニカルなフレーズが次々と飛び出し、拳が自然と上がる。時代を切り取るような歌詞がまっすぐ届き、声とギターがぶつかり合うたびに熱が波のように押し寄せる。ロックの衝動がそのまま形になったような、勢いのある一幕だった。

〈TTMはづき〉

歌うエスティシャンTTMはづきが登場。静けさの中で、言葉がそっと光を帯びていく。影を照らすような歌詞とメロディが、フロアに淡い輝きを落とす。鋭さを含んだ言葉なのに、どこか優しさがにじむ不思議な温度感。繊細な声と芯のある響きが交差し、光と影のコントラストが鮮やかに浮かび上がった。

〈堀今日花〉

ギターの一音が鳴った瞬間、穏やかな風景が広がる。詩的な言葉が丁寧に紡がれ、優しくも芯のある声が日常の情景をそっと描き出す。シンプルなストロークと声が寄り添い、観客は息を潜めてその世界に耳を澄ませる。静かな余韻が長く残る、深みのあるactだった。

〈杏月アカリ〉

新曲の最初のフレーズが流れた瞬間、空気が少しだけ張りつめる。葛藤と前向きさが混ざり合った歌詞がまっすぐ届き、透明感のある声がフロアを柔らかく染める。弱さを抱えながらも前へ進もうとする想いがそのまま音になり、観客は息を止めて聴き入った。曲そのものが持つ“強さ”が静かに輝いていた。

〈松田康平〉

本日唯一の鍵盤弾き語りで登場した松田康平。余計な装飾のないピアノと声だけの世界は、逆に感情の輪郭をくっきり浮かび上がらせる。観客は静かに耳を傾け、言葉のひとつひとつを受け止めるように聴き入る。誠実さがそのまま響きになる、印象深いひとときだった。

準決勝へと進んだのは、TTMはづき、堀今日花、燦々シュウ、フジモトアキツグの4組!

ファイナルに向かっての熱い戦いが繰り広げられました。

気になる情報は公式Xなどをチェック!!応援よろしくお願いします!!

《ライター紹介》

一山楓

エマージェンザ・ジャパンOSAKA MC。

ポップバンド『スクう空气』Gt./Vo.としての活動のほか、イベンター、映画出演、イベントMCなどマルチに活躍中。